U03

旧富士山測候所における気象観測

Meteorological measurement at the summit of Mt. Fuji

鴨川 仁 Masashi Kamogawa

富士山測候所を活用する会 NPO Mount Fuji Research Station

共同研究者氏名・所属

皆巳幸也、石川県立大学 生物資源環境学部

Yukiya Minami, Ishikawa Prefectural University

研究結果（プロジェクト報告）の概要

旧富士山測候所では、その場気象観測として、アメダスにおける一部の気象パラメータが夏季期間運用されている。しかし、本NPOに参加する研究グループ、とりわけ大きなグループとなる大気化学・物理、大気電気グループなどでは、アメダスで取得されていないデータ、例えば雨量、風速・風向などは、参考値であったとしてもデータ解析の段階で求めている。本自主事業では、これらのデータを提供するために自主事業としてヴァイサラ社の気象測器およびキャンベル社の低消費電力データロガーを用いて気象観測を行った。

計測の結果、欠測はごくわずかであり、初期解析の範囲では要注意データは20分程度のものが6回ほどあった。

図１　風速（平均値）時系列